耐震診断内容Seismic content
当社の診断は平成16年に初版発行された、国土交通省監修「木造住宅の耐震診断と補強方法」の一般診断法に基づきおこなわれます。この耐震診断は木造住宅2階建て以下を対象にしたものとなります。
耐震診断費用:110,000円
※大きさにより追加が発生することがあります。※耐震補強を当社でされる方は、毎月5件限定で、無料で行っております。
※その他プレハブ、2×4、コンクリート造、鉄骨造、混構造などは診断の対象ではありません。
詳しくは、下記申込フォームからご確認ください。
何で昭和56年以前の建物の診断を薦めるのか?
建築基準法は昭和56年に大きく改正され、壁量(壁の数)の再強化がされました(法改正となった背景として昭和53年に起きた宮城県沖地震がありますM7.4)。
また、平成12年には更に建築基準法が改正され、壁の配置バランスや柱の引抜に対する金物の使用などが規定されました。(やはり、背景には大きな地震があり、たくさんの建物が倒壊した、平成7年に起きた阪神淡路大震災があります。)
建築基準法が改正されている事もあり、昭和56年以前の建物は特に、現在の基準に満たない「既存不適格住宅」と呼ばれてしまっているのが現状です。
関東は、関東大震災後、幸いな事に、震度6を超す大地震が起きていないので大丈夫だろうと思っている方が多いですが、いつ来るか分かりません。大地震が来てからでは遅いです。絶対に!
2011年3月11日に東北関東大震災が起き、埼玉では、震度5弱~5強を観測しました。
診断当日は、以下のようなを説明いたします。
STEP1 耐震診断の流れをを説明します。
当社の耐震技術認定者があなたのお宅へ診断に伺います。
耐震診断は、まず、診断に入る前に図面(間取りだけでなく、筋交いや壁の仕上げなど細かく記載されたもの)等の確認や家の状況や気になることなど、診断では、「特にどこを見てほしい・知りたい・ココが気になる」などの要望をお聞きします。
STEP2 現地調査を行います。できればご参加ください(ご自分の家ですから)。
- 外周調査・・・建物の外周を見させていただき、基礎コンクリートのひび割れや、外壁・屋根などの劣化具合などを確認します。
- 屋内調査・・・内壁材の確認や、浴室やキッチンから普通の部屋まで、細かく内部の劣化具合などを確認します。
- 小屋裏調査・・・小屋裏(天井裏)に入り、接合方法やボルト等の緩みを確認します。
- 床下調査・・・床下から、基礎コンクリートの裏側のひび割れや湿気などの状況を確認します。
以上で診断は終わります。診断の時間の目安は約2〜3時間程度です。
診断後、当社で責任を持って耐震診断書を作成し、発行します。
診断の結果は診断後、1週間程度で完成いたします。その後、診断書の説明にうかがいます。診断の結果で、悪いところがある場合には、今後、どのように改善すれば良いのか提案いたします。
もし他社で工事する場合、当社の診断書を利用しないでください。診断をした者でないとわからないこと(床下・小屋裏・図面の整合性など)が多々あるためです。