私供は年に数十棟又は百数十棟の耐震診断と、数々の住宅の診断行って参りました。
その調査した住宅の7割程度の住宅では、金物等による接合不良や手抜きと思える施工がなされておりました。
これは、注文・分譲住宅にかかわらず、あるということは、施工会社・管理者・職人さん達の営利優先主義での意図的なものなのです(こういう会社は大小たくさんあります!)。
なんでそんな事が起きるのだろうか?、それは、管理不足もあると思いますし、現場の一人一人の意識の薄さからではないかと私どもは思います。
もっと、管理者も現場の人にも、「良いものを造る!」という強い意志があってほしいものです。
例えで、柱と柱の間に入れる筋交いについて、話をしてみましょう。
筋交いは壁の強さ(地震力、風圧力)をまかなう為に必要なものです。そのために、昭和56年の建築基準法改正以降の住宅には、筋交いプレートという金物の使用が義務付けられました。
しかし、実際にはタンザク金物や釘だけで止めた施工がなされる住宅がいかに多いか驚かされる限りです。
これでは、本来の力が発揮されず、いざという時には抜けてしまったり、破損したりし、最悪の場合は倒壊することだってあります。
又、梁や横架材の話ですが、基準より小さい梁が使われていて、断面不足(大きさが足りない)によって、2階の荷重に耐え切れずに垂れてしまい、1階の建具の開閉ができないことだってあります。
そんな家を少しでも少なくできればと私どもは、耐震診断・補強工事を続けています。
主な資格
宅地建物取引主任者
二級建築施工管理技師
一般耐震技術認定者(木耐協)
趣味:海釣り(船釣り)・旅行など
主な資格
二級建築士
一般耐震技術認定者(木耐協)
NPO法人 防災士認定者
建築物 応急危険度判定士
石綿講習認定者(社団法人東京労務基準協会連合)
主に施工(壁補強・後付ホールダウン取付など)
趣味:釣り全般、沖縄好き
・ 目標は、1棟でも多く、安心して暮らせる、「住まい造りのお手伝い」をしていく事です!
・ どんな工事にだって手を抜きません!「良い工事をできるだけ安く」提供し続けていきます。