ごあいさつGreeting
はじめまして。私は良建ホームの代表取締役をしております、鈴木と申します。
私供はこれまで、数々の住宅の耐震診断行って参りました。
その調査した住宅の7割程度の住宅では、金物等による接合不良や手抜きと思える施工がなされておりました。
今こそ、法律が変わり、厳しくはなりましたが、
これは、注文・分譲住宅にかかわらず、あるということは、施工会社・管理者・職人さん達の営利優先主義での意図的なものなのです（こういう会社は大小たくさんあります！）。
なんでそんな事が起きるのだろうか？、それは、管理不足もあると思いますし、現場の一人一人の意識の薄さからではないかと私どもは思います。
もっと、管理者も現場の人にも、「良いものを造る！」という強い意志があってほしいものです。
例えで、柱と柱の間に入れる筋交いについて、話をしてみましょう。
筋交いは壁の強さ（地震力、風圧力）をまかなう為に必要なものです。そのために、昭和５６年の建築基準法改正以降の住宅には、筋交いプレートという金物の使用が義務付けられました。
しかし、実際にはタンザク金物や釘だけで止めた施工がなされる住宅がいかに多いか驚かされる限りです。
これでは、本来の力が発揮されず、いざという時には抜けてしまったり、破損したりし、最悪の場合は倒壊することだってあります。
又、梁や横架材の話ですが、基準より小さい梁が使われていて、断面不足（大きさが足りない）によって、２階の荷重に耐え切れずに垂れてしまい、１階の建具の開閉ができないことだってあります。
そんな家を「安全な家にできれば」と私どもは、耐震診断・補強工事を続けています。
私どもは、お客様とのコミュニケーションを大事にし、お客様の目線に立ってリフォームなどの工事のご提案、工事完了まで、工事管理を徹底しています。
埼玉県に住んでいる方の防災意識の向上を目指して
埼玉県には、平成７年１月１７日、神戸で起きた阪神・淡路大震災に匹敵する活断層があります（深谷断層など）。
神戸で起きた地震でも活断層が原因の、直下型地震が原因でした。
また、関東大震災では、埼玉震度5弱の地震が発生し、今後埼玉周辺で起きると予測される地震はこちらをご覧ください。
ある程度の予測はできても、地震は、いつ起きるか分からない・防ぎようがない自然災害であるというところが、地震の一番怖いところです。
そんな地震に対応するには、事前の準備が必要だと私は思います。
そのひとつとして、耐震診断・耐震補強工事をして安心して暮らせる住まい造りの手伝いができればと思います。
そうした建物が増えれば、大地震が起きたとき、人の被害も減り、倒壊によって道路を塞ぐことなく、災害時にも避難経路として、そして救急車･消防車など急を要する車も通る事ができます。
一人ひとりの意識が変われば、安心して暮らせる街づくりにも通じるのではないのでしょうか？
- 私たちは、「明るい家を造る！＝安全・安心して住める家造り」を守り、これからも続けていきます。
- 目標は、１棟でも多く、安心して暮らせる、「住まい造りのお手伝い」をしていく事です！
- どんな工事にだって手を抜きません！「良い工事をできるだけ安く」提供し続けていきます。
- 『一人でも多くの人たちに安全に暮らしてもらいたい！』
それが私たちの願いです。全国に耐震補強・改修が必要な住宅が何件あるかご存じですか？
木造住宅だけでも全国で約１，１００万戸（木造戸建て住宅の総数が約２，４５０万戸なので半分近く）と言われ、旧耐震基準の１９８０年までに建てられた住宅がそのほとんどと言われています。
地震はいつ、どこで起きるということが分かりません。しかし、過去のデータから東海地震など地震の起きやすい周期に入っていることは事実です。
そんな時だからこそ、正確な耐震診断・補強が必要なのです。
はたしてどれだけの方がご自分のお宅の強度をわかっているでしょうか？
自動車に例えますと、安全に走れるために定期的な点検・整備が義務づけられていますね。それと同じで住宅にも定期的な点検・整備が必要なのではないでしょうか？
住宅は動きませんが、風や小さな地震、車の振動など日々微振動を受け続けています。車よりも長くいる住宅の中はどれだけ安全なのか、安全に暮らすにはどうすればよいのか、真剣に考えている方のお手伝いをしますよ。
